Webデザイナーmachocoの推し活ブログ『machoco oshilog』

映画『国宝』見に行ったけど芸術作品でした

まちょこです。先日、映画『国宝』を見に行きました。

友達に面白いと言われていたのですが、昨年公開の映画だからか午前の上演しかなくてずっと見にいけてなかったところを、朝活!と思ってやっと行ってきました。

国宝とは

国宝は2025年6月6日に公開された映画で、

第49回日本アカデミー賞で多数の賞を受賞し、公開17日間で興行収入21.4億円を突破した話題作です。

内容は、歌舞伎に生きる男の一生を描いたドラマ。

まだ見ていない方には是非見て欲しいので、ここであらすじ紹介。

あらすじ

任侠(裏社会)の一門に生まれた、美しい顔をもつ喜久雄。
抗争によって父を亡くした彼は、上方歌舞伎の名門・花井家に引き取られ、突然、芸の世界へと放り込まれる。

そこで出会うのが、家の血を正統に受け継いだ御曹司・俊介。
正反対の血筋と生い立ちを持つ二人は、ライバルとして芸に青春を捧げ、互いを高め合っていく。

しかし、血筋と才能という抗えない差が、次第に二人の人生を狂わせていく。
芸にしがみつき、人生を削り続けた一人の人間の物語。

まちょこが思う国宝の見どころ

芸の美しさ

私はこれまで歌舞伎にほとんど触れてこなかった人生だったんですけど、
この映画では女形のシーンが多く描かれていて、それが美しくて一気に引き込まれました。

演出の美しさはもちろんだけど、所作のひとつひとつ止まっている瞬間の絵のような佇まいや、声の強弱や間の取り方に強烈なエネルギーを感じました。

実際の歌舞伎を見たことはないけれど、まるで本物の舞台を目の前で観ているかのような没入感があって、日本芸能の奥深さと美しさを体感したような気がしました。いつか歌舞伎見にいきたいな。

俳優さんの演技力

主演の俳優陣の演技はただただ圧巻でした。特に歌舞伎という特殊な世界を表現するために一年半もの稽古を重ねてきたと知り、その努力の量はきっと想像もできないほどだったんだろうと思ってそこでも涙。

技術がすごい、演技がうまい、そんな言葉ではとても足りない。

主人公・喜久雄と俊介は性格も立場も対照的に描かれていて、その中で生まれる葛藤や緊張感、長い時間を共に過ごしてきたからこそ生まれる呼吸の合い方が画面越しにもはっきり伝わってきます。

それが演技で表現できるの…?ってなりました。本当にすごい。こんな素晴らしいものを見せてくれて心からありがとうございますの気持ち。

主人公が多くを語らない性格

主人公の喜久雄は物語の途中からあまり多くを語らなくなって、感情をむき出しにすることもなく、自分の葛藤や苦しみを、内側に閉じ込めたまま芸に打ち込んでいく、そんな性格として見ていたのですが、

語られないからこそ、「この人は何を抱えてきたんだろう」と、見ている側が自然と想像してしまいます。

その考える余白が気づいたら感情を揺さぶっていて知らないうちに涙。

わかりやすいからこそ引き込まれる

物語自体は展開的には複雑ではなくて、青春、ライバル関係、挫折と栄光というとてもわかりやすい人生ドラマです。だからこそ余計なところに気を取られず、芸そのものに集中できました。

ストーリーがシンプルだった分、舞台の美しさ、所作の一つ一つ、演技の余白がより際立って見えたのかなと思うととても深い。

国宝は芸術作品です

見どころはまだまだありますが、ネタバレしてしまいそうなのでこの辺で…

見終わったあと圧倒されてしばらく映画館でぽけーっとしてしまった。
歌舞伎をよく知らなくても芸の美しさはちゃんと伝わってきて気づいたらものすごく引き込まれていました。

まさに芸術作品のような映画。

昨年6月に公開されてまだ公開されているのにはちゃんと理由があるね。

まだ見ていない方は、ぜひ映画館で体感してほしいです!!

以上まちょこの映画レビューでした。

machoco(まちょこ)

97line、Webデザイナー。
キャラクター・K-POP・ゲーム・映像作品などの「推し活」を、 自分の「得意」であるものづくりで表現することを軸に活動しています。
推し活をもっと楽しく、自分らしく続けるためのアイデアなど、推し活を楽しむヒントを発信中。